当社で見る~コロナ禍のインサイドセールス
朝井です。
本日は、私の所属するインサイドセールス部の転換期についてお話します。昨今猛威を振るい続けるコロナウイルスによって、オンラインマーケティングのニーズは急激に増大し、メディア企業である当社インサイドセールス部にも大きな影響がありました。コロナで急速に変化した社会情勢に対応するべく変革を重ねた結果、現在の体制があります。本日は、当時入社したてで本変革期に遭遇し「二度とあの頃には戻りたくない」と言う先輩社員から涙ありの変革エピソードを頂戴してきましたので、ぜひ最後までお付き合いください。
当社におけるインサイドセールス
改めて、インサイドセールスの役割ですが、同期の齊藤が書いたコラムにわかりやすく解説がありましたので下記引用します
インサイドセールスは従来の営業業務から非訪問業務を切り出し分業したものです。非訪問には電話、Eメール、DMなど含まれます。加えて弊社の場合は顧客育成を目標としてインサイドセールスによるオンラインミーティングまで実施します。このように非訪問業務と顧客育成まで担うためテレアポとは異なるのがインサイドセールス部です。
さらに言うと当社では、インサイドセールスの役割を「中長期的なニーズのある顧客に、提案活動を続けること」、フィールドセールスの役割を「直近ニーズのある顧客に、提案活動をすること」としています。つまり齊藤コラムにもある“インサイドセールスによるオンラインミーティング”とは、「直近ニーズはないが、将来顧客になりうる層」との関係を継続し、フィールドセールスからの提案機会/営業機会を、機会逃すことなく創出するためのものなのです。
コロナ到来エピソード
コロナ到来によって世のオンラインマーケティングのニーズは急激に増え、当社インサイドセールス部への顧客問い合わせ数も7倍以上になりました。通年ではなく数か月間で7倍にも跳ね上がったわけですが、問い合わせ対応人数はコロナ前と変わりません。また、サービス資料のダウンロードは現在、自動システムで行っていますが当時は手動だったようです。前触れなく、いきなり通常の7倍の業務量が降ってくるなんて考えられないですね。
ちなみに当社インサイドセールス部の体制は、今でこそ“8名&領域ごとに担当制”といったようにスムーズな顧客対応をするべく整備されていますが、コロナ初期の2年前は“2人体制&担当制の概念なし”でした。冒頭でお伝えしたようにそのうち1名は入社したてで、本来であれば当社サービスに対する理解を深めていく時期であるところを、コロナで激増した問い合わせ対応に朝から晩まで追われていたようです。
そんな激動の時期を経た、「二度とあの頃には戻りたくない」と言う先輩Fさんは、私たち新人の質問に対していつもクイックに的確な回答をくれ、どんな顧客にも動じず粛々と対応する心強い先輩ですが、それも新人時代に怒涛の時期があったからかもしれません。そういう意味では到底肩を並べることのできない先輩ですが、最後に今後のキャリアについて質問したところ「キャリアビジョンという大それたものはないけれど、その時その時で自分に足りない部分や身に着けたいと思うスキルを地道に習得していきたい」とのことでした。こうして文面で説明すると、なんだか“プロフェッショナルだけど淡々としている人”をイメージするかもしれませんが、実際は笑顔多めで、物腰の柔らかい経験豊富なプロフェッショナル人です。そんなFさんの今年の目標は「まだまだサービス知識をつけたい」とのことで、引き続き当社インサイドセールス部の要の一人として活躍します。
もし今後、聞きやすい声で流ちょうにマーケティング施策を説明する当社インサイドセールス所属社員とお打ち合わせする機会がありましたら、ぜひ頭の隅で本コラムを思い出していただければと思います。
おわりのご挨拶
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
元旦から早1か月が経ちますが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。
私はといえば、紙の年賀状を同期で送り合うという、なんとも微笑ましい年始を過ごしておりました。ALL手書きのものや、ITmedia NEWSのトップ画面を模倣したものなど、ユニークな年賀状が届いて大変おもしろかったです。
まだまだ不安定な世の中ではございますが、皆様ご自愛くださいませ。引き続きよろしくお願いいたします。
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