インターン生レポート:アイティメディアのデジタルイベント事業部にインタビュー
皆さん、こんにちは。
アイティメディア株式会社でインターンをしています。
情報経営イノベーション専門職大学(iU)の河南柊真(カンナンシュウマ)と申します。
普段は、大学の仲間とともに起業した合同会社GadgeTankerという会社で配信や動画制作の仕事をしています。
今回のピヨピヨコラムでは、アイティメディアにてオンラインイベントやセミナーの配信・運営などを行っている、 デジタルイベント事業局(以下、DE事業局)の方々にお話をお伺いし、スタートアップであるGadgeTankerが抱える課題についてお答えいただきました。
まずはじめに、DE事業局で配信を行っているイベントには、大きく分けて下記2つの形式があります。
①アイティメディアが主催するイベントの配信
アイティメディアが運営する各メディアが主催となり開催するイベントの配信。
イベントの企画から集客、運営までをアイティメディアが担当し、イベント内のスポンサー枠を企業にご協賛いただく形式のイベントが多い。
(例)「Digital Back Office Week」「ITmedia Virtual EXPO」
②顧客が主催するイベントの配信
顧客主催イベントをサポートする形式。サポート範囲については、運営、企画、集客などイベント毎に異なる。
(例)「Softbank World」
普段、これらのイベントを担当されているDE局 局長の滝沢さん、DEオペレーション部 部長の小野田さん、同じくDEオペレーション部の糸満さんにお話を伺いました。
Q.アイティメディアのセミナー配信業務で気をつけていることはなんですか?
小野田さん
普段はチームがうまく動いているかどうかを見ています。
問題が起こった際の対応を事前に決めることで、リカバリを迅速にし、配信や運営の安定度を上げています。具体的には、今までに発生したことがある問題とその対応策をまとめたトラブルシューティングを作成し、それを参照することによって、配信当日に迅速な問題解決を可能にしています。また、このシートを日々アップデートし、品質向上に努めています。
糸満さん
現場に入るまでに、関係者間の共通認識がずれていないかを確認します。
他には香盤表、台本の作成を行い、それに基づいた配信を行っています。
当日の配信の安定感と、お客様の要望対応はトレードオフになることもあります。お客様の要望をどこまで実現可能なのか等、対応をどこまで行うのかは事前に決めています。予想できる変更に対しては準備していくことも大切です。
Q.主催社や協賛社との契約のフローを教えてください。
滝沢さん
その都度、細かい契約をすることは大変です。そのため、アイティメディアではセミナーの主催社や協賛社となる利用顧客に申込書を書いてもらっています。申込書に利用規約を盛り込むことで、細かい約款などの代わりとすることができます。細かい契約をかわす必要があるかどうかは、”個人情報”を取り扱うかどうかがポイントとなるケースが多いです。もし、契約内で個人情報を取り扱う際には、最新の注意を払って契約を行います。
Q.メンバーのアサイン方法についてお伺いしたいです。
滝沢さん
主となる着眼点は稼働効率です。人員のタスク管理をスプレッドシートにて行っています。アサインは上長が行っているわけではなく、アサイン担当の専門がおり、担当のものがアサインを決めています。他にも、アサインの際には必ず経験者(シニア)と初心者(ジュニア)がペアになるようにアサインし、シニアがディレクターという形で入ります
Q.お客様にリピートしていただくためにはどうすれば良いとお考えですか?
滝沢さん
顧客が当社に何を期待しているのかを正しく認識することが大切です。例えば、アイティメディアでは企画と集客が求められていると考えています。配信だけなら専門の配信会社でよくないか?となりますが、アイティメディアならではの安心感、おまかせできるという感情が大切だと考えています。総じて、顧客にどのような価値を提供するかを常に考えています。
今回は、アイティメディアのDE局が普段どのようなことを考えながら業務に望んでいるのかをお伺いすることができました。スタートアップが抱えがちな問題に対する、リアルな意見を伺うことができたと考えています。みなさんも是非、アイティメディアの配信サービスを利用してみてください!
ご感想はこちらよりお寄せください。