実力は如何ほど?? アイティメディアオンラインセミナー潜入レポート
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こんにちは。ピヨピヨISの半田です。
今回は、弊社アイティメディアの人気シリーズ【30分 無料ウェブセミナー】の第4弾
「"とりあえず"オンライン化はもう終わり!「セミナーDX」で実現するカンファレンス未来戦略~これから推進すべきオンラインセミナーの在り方とは~」
に潜入してきました。
年間200本以上のウェブセミナー開催を支援しているアイティメディア主催自社セミナーの、企画から集客、その後のフォローに至るまでの動きを大公開します!
書きすぎて先輩に怒られないか不安ですが…メディアマンとして中立公平でなければいけませんよね!
すべてはここから始まった!企画立案の流れ
まずは施策実施において一番重要なテーマ設定に関する会議に参加しました。
今回はシリーズモノの第4回ということで、過去に実施した視聴者アンケートから特に要望の多いものからテーマを選定していきます。弊社セミナーでは、講師の阿部川は勿論のこと、イベント運営に詳しいデジタルイベント部から3人、市場の動向や関心に詳しいマーケティング部から2人の計6人で企画していました。各部の錚々たる顔ぶれが揃っており、このシリーズに掛ける思いの強さが窺えます。
話し合いの中で注目されたのが、今回のテーマでもある「セミナーDX」に関するお悩みでした。コロナ禍でセミナーをオンライン化してみたけど、1社ではコンテンツも限られているし、セミナーの乱立もあって集客が難しい。折角実施するなら他社と差別化したいが、社内に実施ノウハウがない、こんなお悩みの解消に繋がるような内容にしよう!という方向になりました。
さて、テーマは決まりましたが…DXって意味広くない?これが正直な感想でした。昨今では散々擦られたDXという言葉ですが、視聴者様毎に定義も違えば、期待することも違うのではないかという懸念を持ちながら進行を見守ります。
誰の為?何の為?自己満足にならない為に気を付けていること
テーマ設定の後はいよいよ講演内容を詰めていきます。今回の講演では、これまでと違う実施方法とは何か、どこが違うのか、そしてDXの本当の価値ともいえる視聴者データ分析、この3点を視聴者様にご理解いただきたいという想いで企画内容が固めていきました。
企画会議は、デジタルイベント部とマーケティング部が連携して作った素案の共有からスタートします。阿部川からの「視聴者様の課題は施策からビジネスに繋げること。その為には構成をこうした方が理解してもらいやすい。」との意見も受けながら、ご視聴いただいた方に何を持ち帰っていただけるのか、という観点で議論が進みました。
各セミナーの目的をハッキリさせることで、各回のクオリティを落とさない様に工夫しているように感じます。同じ単語を使っても、人によって認識する意味合いも違えば、期待することも違ってきてしまう。このレポートも然りですが、数多の受け取り手に対して誤解のないように表現するのはとても難しいですね。
重要なのはタイミング⁉アイティメディアの集客方法
企画の大枠が決まった段階で並行して集客も開始します。ハウスリストと自社運営メディアのメルマガを中心に、のべ216名の方にお申込みいただきました。
ハウスリストからの流入が多いのは言わずもがなですが、自社運営3媒体₌計5種類のメルマガを使っての集客が新規顧客獲得に寄与してくれたようです。
中でも、配信約2週間前に送った産業系媒体:MONOistのメルマガと、3日前に送ったビジネス系媒体:ITmediaマーケティングのメルマガから多くの視聴者様にご登録いただきました。
結構ギリギリに送っても高反応とは…タイミングの重要性が分かります。
こちらは事後取材で分かったことですが、シリーズモノのウェビナー配信でも視聴者及び集客のターゲットは調整しているようです。
また、自社と言えどメルマガ枠は有限である為、早め早めで集客スケジュールを設定することが肝になると感じました。
バリ3立ってる?フルリモート配信で感じたこと
遂に収録の日がやって参りました。いつものように和気藹々とお話ししながらも、心なしか皆さん緊張した面持ちでした。それもそのはず、今回は講師もメンバーも全員自宅からオペレーションを行う初のフルリモートでの配信です。弊社ではSimuLIVE(シミュライブ)という、セミナーは事前収録したものを配信し、質疑応答はその場でお応えする方法を採用しています。
ネット環境によって音声が途切れたり、画面がとまってしまうリスクを少しでも軽減する為のもので、最近はこれが一般的になりつつあるように感じています。
正直、配信前の細かな摺り合わせまでチャットや音声を使って行うのは中々神経を使います。
メンバーの音声がハウリングを起こしていないか、意図せぬ雑音は入っていないかなど最新の注意を払って収録を行いました。円滑な進行にはコミュニケーションツールの明確化がひとつ鍵になると感じました。
当日の配信はいかがでしたでしょうか?若干電波が怪しい所もあったような…気がしますが、私が見る限り講演内容は概ね問題なくお届けできたように感じております。
是非に皆さんの率直なご感想もお聞かせください。
いよいよ半田の出番です!視聴者フォローと今後の企画
セミナー後は、視聴者様からいただいたアンケートの内容に応じて、メールやお電話にて御礼とご質問・ご要望へのフォローを行います。ご視聴者様に御礼のメールを差し上げた後、ご質問やご要望有無などの情報を元にマーケティング部がグループ分けを行います。弊社のWebcast EliteとMA/CRMは連携している為、ご視聴情報は即時データとして取り込まれます。
そして、分けられたグループ毎に担当のインサイドセールスに割り振られ、お電話させていただく流れとなっております。
ちなみに、産業系の方には半田からお電話することが多いです。お電話させていただいた際は「コラム読んだよ!」と言っていただけると非常に嬉しいです!
さて、今回は年間200本以上のウェブセミナー開催を支援している弊社アイティメディアの実力の程を確かめるべく、発案から配信、その後のフォロー準備までの潜入調査をして参りました。
皆さまいかがでしたでしょうか。私としては、前向きなご意見も厳しいご意見もいただきながらも、少しでも視聴者の方々にいただいたお時間を意義あるものにしようと議論している姿は、同じ社員として安心できるものがありました。
とは言え、この動向が読めないご時世において、弊社も最善を求めて改良を重ねている段階です。何かお気づきの点等ございましたらお気軽にご連絡くださいませ。
そして、半田は密かに講演者の座を狙っておりますので、皆さんのコメントやリクエストにて後押ししていただけますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
To be continued.
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