新卒1年目を振り返って
こんにちは!2023年度新卒社員の日野です。
今回は「新年一発目!2024年の抱負を述べます!」に続く、第6弾のコラムです。前回のコラムでもお知らせしましたが、今回のコラムが私が担当する最後のものとなります。新卒入社をしてから早1年、これまでコラムを通して仕事の中で感じたことや先輩へのインタビューなど、様々な事柄を皆様に発信させていただきました。そうした中で、今回最後となるこのコラムでは新卒1年目を振り返っての自身の総括を書きたいと思います。
社会人になりたての当初について
新卒1年目を振り返ると、様々な挑戦と成長の機会に恵まれた年でした。内定が決まった時は、いくつもの面接を通して勝ち残ったことへの自信がありましたが、入社日が近づくにつれ、その自信はどこへやら。社会人になることへの重圧で押しつぶされそうになりました。
全社会議で一人ずつ挨拶をする場面では、人生で一番のささやきボイスだったことを今でも覚えています。そんな私も、同期のみんなと支え合い、人事研修を通じて社会人としての第一歩を踏み出すことができました。
人事研修ではグループワークが多く、同期で協力して課題を解決したり意見交換を行うことで、同じ時間、作業の中で同期がどのように思考し、アウトプットを試みたかを知ることができ、複数の人たちと仕事をする感覚や、その際に大事になる要素を多く学ぶことができました。現在は同期でそれぞれ営業組と編集記者組に分かれて仕事をしていますが、今も定期的に連絡を取り合い情報交換を活発に行っています。編集記者の皆さんと連携を取りながら業務を行うことは、弊社の営業にとってよりクライアントの要望を叶えるためにとても重要な要素だと思います。そうした意味でも同期と親睦を深めることはとても重要であり、何より違うフィールドでも一緒に頑張っているという実感が、仕事のモチベーションを高めていると私は感じています。
新たなフィールド、インサイドセールス部
人事研修を終えると、インサイドセールス部に配属され、営業活動を直に学んでいくことになりました。私はこのインサイドセールス部での業務が、特に社会人として成長できたと感じています。インサイドセールス部で最初に行った業務は新規顧客に架電するというものでした。普段の生活でも電話が苦手だった私は当初架電が嫌で、20分に1本くらいのペースで架電をしていました。しかし、先輩にレクチャーを受けることで徐々に上達し、初めてアポが取れてからはもっとアポを取りたいとモチベーションを上げて取り組むことが出来ました。
アポ取りの架電はヒアリングの部分がとても奥が深いと思います。最初はBANT情報を聞くことを目的に始めていましたが、徐々にBANT情報以外のクライアントのKPIや競合他社などを聞けるようになり、事前に多くの情報を聞いておくことでその後の打ち合わせ時にも事前準備がしっかりできた状態で案内ができるようになりました。サービスガイドを説明するだけの案内から、期間限定のメニューの紹介や、打ち合わせ時により詳細のヒアリングができるようになったことで、クライアントの反応が良くなり、商談をトスした営業の皆さんから引継ぎ時の対応をほめてもらうなど、インサイドセールス部の一員として部に貢献することができたと思います。
私が成長できた理由の一つとして、インサイドセールス部が新人にとって良い環境であることが挙げられます。5年ほど前からインサイドセールス部は営業に配属された新人が必ず所属する、いわゆる新人教育を受け持っている部門です。新人を受け入れる体制が整っていて、後に営業として働く際に必要なスキルを学び、実践できる場として私も自由に思考し、挑戦することが出来ました。
また、新卒から営業に配属された先輩方は皆さんインサイドセールス部の卒業生でもあるので、1年目の私たちにいつも声をかけてくださり、先輩方から業務に関することや社会人としての知識を数多く教えていただきました。新卒1年目にとって先輩から日常的に学べることはとても良い環境であり、それがインサイドセールス部で1年を過ごせたことの大きな利点となりました。
1年目で発見した私の弱点
この1年間で私は自分でも気づいていなかった弱点とも向き合うことになりました。その1つがタスク管理が苦手ということです。社会人になると多くの方々と仕事をする関係上、各種連絡やプロジェクトのタスク、そして定常業務のタスク等々、数多くのタスクや連絡を管理しながら業務を行っていかなければなりません。そうした中で私は現在もプロジェクトのタスクがすっぽり抜けていたり、定常業務の作業の中でも記入漏れがあったりと、タスク管理の甘さは同期の中でもずば抜けていました。
今まで生きてきた中で自分がここまでタスク管理ができない人間だとは思っておらず、自分ではなかなか解決できず、上長や先輩にどうしたら改善できるか相談をしながら日々改善を試みていました。いまだに学生気分でプロとしての意識が欠けていることが原因ではないかと自己分析を行い、今まで以上に社会人としての意識改革に専念した結果、今ではタスク管理に関してはかなり改善できたと感じています。多くの経験値を経て成長ができたのもそうなのですが、こうした自分の弱点を克服することも、自分の成長に繋がる行動だと思いました。
私の長所について
弱点を克服することが成長に繋がると書きましたが、さらに成長するには自分の長所を伸ばすことも重要だと思います。私は自分の長所についてあまり考えたことはなく、どちらかというと自分の弱点を見つけ、それを克服、改善することで成長してきたタイプだと思います。なので今度はこの1年間で発見した私の長所について書きたいと思います。
私の長所は挑戦する意欲が高いことです。私は後先考えずにとにかく挑戦してみる、他の人からいただいたアドバイスやおすすめのものを実践してみる、というポリシーを持って生きてきました。事前に計画をして物事を進めていく人にとっては失敗するかもしれない、経験のある人に聞いてから行った方が効率が良いなど、意見はあるかと思いますが、まず自分で挑戦してみて、失敗したり苦労した経験をもとに、試行錯誤を繰り返し成功するというやり方が自分に合っていると考え、実践をしています。しかし、社会人として働く中で学生の時にはなかった会社を背負って働いているという責任の重さを実感し、徐々に後先考えずに挑戦する事は社会人として必ずしも良い姿勢とは言えないのではないかと思い始め、現在は挑戦する姿勢はそのままに、一度息を整え、客観性を持ちつつ物事に取り組むことを意識づけています。私の長所について見つめ直し、今持っている長所をさらに伸ばしていくことに加え、長所を少しずつ増やしていきたいと思います。
最後に
さて、ここまで新卒1年目を振り返ってみての総括を書いてきましたがいかがでしたでしょうか。この1年間、コラムを通して普段私が感じていることや現状について書くことで、自分自身を振り返る時間が持てたと思います。今までコラムを書いたことがなかったということもあり、一瞬ですが私が編集記者になっているような感覚で楽しかったです。今回のコラムで取り上げた社会人になって学んだこと、インサイドセールス部で培った経験を活かしてこれからも頑張っていきたいと思います。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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