次世代の風を巻き起こせ!Start up JAPAN 出展レポート
こんにちは! 2023年度新卒社員、インサイドセールス部の日野です。 今回は「ISR部先輩へのインタビュー」に続く、コラム第4弾です!
2023年ももうすぐ終わりですが、今年の秋は短かったなあとしみじみと感じます。皆さんは秋と冬、どちらがお好きですか?私は冬の方が好きです!朝焼けがきれいだったり、1年が静かに終わり新しい年が穏やかに明けるなど、風情があるという面では冬はとてもいい季節だと思います。
さて、冬の訪れを感じる11月。久しぶりに、弊社が展示会に出展するという事で、ブース対応のために、Start up JAPAN に参加しました!今回は、こちらのイベントの出展レポートを書かせていただければと思います!
Start up JAPAN について
まずは、弊社が参加いたしましたStart up JAPAN について、お話しようと思います。
Start up JAPAN は、11月14日(火)・15日(水)に東京ビッグサイトにて開催された、名刺アプリ「Eight」を提供するSansan株式会社主催の展示会です。
「スタートアップと事業会社・投資家の出会いを後押し」をテーマに、スタートアップ産業に携わる企業や人々が、カンファレンスなどを通じて交流を行う場の提供を目的としており、出展ブースにてオープンな交流を生み出す「Start up JAPAN EXPO」と、新たに企画された資金調達・事業提携を目的とした面談会「FUNDeal(ファンディール)」の2軸で構成されていることから、開催前から大きな注目を集めていました。
さらに今回の展示会では、オープニングセレモニーにて超大物著名人のメッセージが流れたんです!それがなんと、あの岸田文雄内閣総理大臣でした!これには私自身とても驚いたのですが、今回の展示会と岸田内閣が掲げるある政策がとても関連が深いことから、首相よりメッセージが送られたのだと考えました。
政府が掲げる「スタートアップ育成5か年計画」
岸田政権は現在、「新しい資本主義」の実現に向けた取り組みを進めています。その取り組みの中で生まれた「スタートアップ育成5か年計画」は、戦後の創業期に次ぐ、第2の創業ブームを実現するために、スタートアップへの投資額を5年後の2027年度までに10倍を超える、10兆円規模を目指すというものです。このような政策を掲げている以上、岸田総理大臣がStart up JAPANに注目し、後援をしていることは、政策ではない部分で社会的にスタートアップを盛り上げ、今後のスタートアップ産業の発展に繋げていくためのアプローチとしては納得できるものだと私は思いました。
展示会の様子について
さて、ここまではStart up JAPANについて諸々説明いたしましたが、ここからは実際の展示会の様子について書かせていただきます。今回、弊社はStart up JAPAN EXPOのブースに出展いたしました!
まずはアイティメディアのブースをご紹介しましょう!
今回、私は初日の14日の10時〜14時がブース担当でした。展示会に出展する際は白を基調としたブースが多いのですが、今回は黒のブースでしたのでいつもより少しかっこいいなと思いました。
加えて、ブースにモニターを置き、マーケティング部が作成した弊社のサービス紹介動画を流すなど新たな取り組みも行いました。立ち寄られた方から詳細の説明を求められた際、以前は紙の資料のみであったのに対して、今回は動画も使用する事ができたのでいつも以上に詳細な説明や紹介がしやすく、ブースに来られた方にアイティメディアへの理解を深めていただけたのではないかと感じました。
また、今回の展示会は他の展示会と比べるとより活気に溢れている印象がありました。ブースは自社のサービスをアピールする場所だと認識はしていたのですが、今回はオーディションを受けているかのように感じるほど、ブースに訪れる方々の静かな熱と品定めするような視線に、内心とても緊張しました。開口一番、「御社の一番のアピールポイントは?」といった質問が投げられ、あわあわしながらも何とかアピールポイントを説明しつつサービス紹介をするなど、いつもとは違った対応が要所要所で求められ、私は必死に食らいつきながら対応しました。
ブース対応も大変でしたが、注意すべきは来訪者様だけではありません。今回は特に近隣のブースの方々としのぎを削りました!皆さん自社サービスのアピールがすごく、ブース前の道の真ん中、時には反対端まで進出し通る方へ勧誘を行っていたため、私も負けじと「アイティメディアです!」と大きく声を出しながらブースの幅ぎりぎりまで反復運動をしていました。
このように会場にいらっしゃる方の熱量はかなり高く、そういった方々に対して自社サービスを他に負けじとアピールして、臨機応変に来訪者の対応をするなど、今回の展示会は私自身のパワーアップに繋がるいい経験だったと感じました。
展示会における新たな取り組み
展示会内ではスタートアップの企業がピッチプレゼンを行ったり、著名人が登壇し最新のオープンイノベーション事例について解説する、イノベーション交流カンファレンスが行われていました。個人的にはイノベーション交流カンファレンスでホリエモンこと実業家の堀江貴文氏が登壇されていたのが印象的で、生で見るホリエモンは強いオーラを放っていました。展示会だけでなく「FUNDeal」など通常の展示会では行われてこなかった新しい取り組みが今回の展示会の注目ポイントと言えるでしょう。
先ほどから何度か名前が挙がっている「FUNDeal」についてですが、スタートアップへの出資・事業連携に特化した「個別面談 専門イベント」として、大手事業者とスタートアップ企業との交流をテーマに実施されました。面談会は、出資・資金調達・事業連携に特化した、マッチング精度の高い面談ができるという点でスタートアップ企業にとっては貴重な機会創出の場であり、大手事業会社にとっても、会社として新たな取り組み、将来性を拡張するための重要な機会であることから、参加者の総数は1万名にものぼりました。初めて行われた取り組みでしたが、FUNDealも注目度が非常に高く、初回から大盛況のイベントと言えるでしょう。
ここで少し余談になりますが、今回の展示会は東京ビッグサイトの第7,8展示会場で行われたのですが、この日は他の第1~第6展示会場では展示会が開催されておらず、ビッグサイト全体としては閑散としていたように感じます。
私自身、何度かビッグサイトに行きましたがこのような状態のビッグサイトは初めてでした。今までいくつかの展示会が同時に開催されている所しか見ていなかったので、Start up JAPANは他の展示会と比べ特別なものだったのかなと感じました。
ちなみに、14時にブース対応を終えて遅めの昼食を食べようとエスカレーターで2階に上がったのですが、飲食店が全部閉まっていました…。ビッグサイトの飲食店は種類が豊富で、昼食を楽しみにブース担当を頑張っていたのでとても残念でしたが、次の展示会に期待したいです。
開催報告について
それでは、最後に今回のStart up JAPANの開催報告について触れていければと思います。
Start up JAPANはフィジカルで開催された展示会ですが、オンラインでのアーカイブ配信も行われており、全体の参加者は10,380名でした。その中で来場者は5600名と半数以上の方が来場しており、多くの方が注目した展示会であることがわかります。確かに今回の展示会はビッグサイトの第7,8展示会場のみでしたが、いつものビッグサイトと比べても遜色がないほど多くの方が来場していたように感じました。来場者の半数近くが役職者の方で、スタートアップ事業に関連する方が多く来場しました。
延べ218社の企業が出展し、スタートアップ企業がこれほど多く集まるイベントは多くないため、改めて新たな要素を多く取り入れた展示会だと思いました。
Start up JAPAN出展レポート、いかがでしたでしょうか?
今回の展示会は普段サービスをご紹介する方々とはまたニーズや着目する視点が違っていたので私としても、とても学びになりました。出展ブースの手伝いは通常業務より多くの方と対面でお話しするのでより咄嗟の判断力が求められ、リモートより難易度が高いですが、だからこそ私が最も成長できる場所だと考えているので、これからも出展ブースの手伝いを頑張ります!
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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