ピヨピヨインサイドセールスの成長記

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マルチな経歴だからこそ生みだされる多彩なアイデア:LGプロダクト部 斎藤さんにインタビューしてみた

今回は企画職としてLGプロダクト部で働く斎藤さんにインタビューをさせていただきました。


LGプロダクト部というのは、アイティメディアの商材の中でも企業様に利用していただくことが多いリードジェネレーションの商品を担当している部署になります。

斎藤さんは新卒でアイティメディアにご入社されて、様々なキャリアを経て、現在は企画職として営業と編集部の架け橋として第一線で活躍されています。そんな斎藤さんに日常業務についてや企画職で働く面白さなど気になることを10個質問してみたので、ぜひ読んでみてください!

Q1.日常の業務内容を教えてください。

大きく分けて3つあります。

  1. 営業からの問い合わせ対応(営業がお客様からリリースしている商品について細かなご質問をいただいた際の対応など)
  2. 企画や特集のリリースを含めた情報発信
  3. 新しい商品の開発・改善

Q2.アイティメディアに入ったきっかけを教えてください。

メディアに関わる仕事がしたかったからですね。学生時代からイベント企画・運営した経験などを通じて情報発信する仕事が楽しいと思ったので、「これを仕事にする!」と決め、就職活動の末、アイティメディアにたどり着きました。

Q3.斎藤さんのこれまでのキャリアで、新卒入社されてから営業職・人事部もご経験されているとお伺いしたのですが、これらは自ら志望されたのですか?

実をいうと元々は編集をやりたかったんです。けれど私が新卒のとき、研修期間が結構長く、様々な部署で学ばせてもらう中で、自分の資質と合っているのは営業活動だなという風に思いました。メディアを使ってお客様と信頼関係を構築して、お客様がやりたいことを形にして、その対価をいただいてメディアが回せる、“メディアの発信活動が続けられる“っていうサイクル自体、すごく面白くて、「営業がやりたいな」と思っていたら、そのまま配属が決まりました。営業職は3、4年やっていたのですが、社内でジョブローテーションの機会があり、2年ほど人事部の仕事をやることができました。そこで採用や研修に携わっていて、今一緒に働いているメンバーの中にも、私が新卒採用担当の時に採用したメンバーもいます。

Q4.企画職のKPI、また斎藤さん自身が働く上で意識していることがあれば教えてください。

KPI指標の大部分は担当商材の売上目標になります。そしてギャップフィル(営業の予算に対するアクション)とプロダクトマーケティングの視点で、営業が売りやすい商品をリリースし、サポートを行ったかというのも行動指標になります。総じて、KPIを達成することも大事ですが、それ以上に全ての営業にリスペクトをもって「皆さんが自信をもって企画や特集を提案できているか」を意識しています。
あとはただ売上を上げるだけではなく、これから先の数年後も見据えて、いかにお客様から継続的に使い続けてもらえる商品にしていけるかというのも大事ですね。

Q5.いつも企画案はどのように考えていますか?

自分の中だけで情報収集してアイデアを出すっていうのが私はすごく苦手なので、営業と対話したり、あとは上司やプロダクトチームの皆さんとディスカッションしたりします。とにかく人との対話の中で次にやりたいことや、やるべきことを考える”ということが多いですね。

Q6.アイデアが行き詰った時にしていることがあれば教えてください。

これも上司やチームメンバーと話すことが多いですね。オンラインのミーティングは、やるべきことを進めていくだけならうまくいくのですが、今後どんなことをやっていくか、みたいな長期的な戦略やアイデア出しの場合は、なるべくオフラインの場で時間をとって集まってやる方がスムーズにいくと感じています。あとは営業にヒアリングさせてもらって最近のうまくいった事例を聞いたり、逆に行き詰まっているところを聞いて、より提案しやすくするためにはどうしたらいいのかを考えたりしています。
私は、自分の中だけで考えているとモチベーションが下がってしまうタイプなんです。私が営業職だった時は、お客様と話すと自然と「力になりたい」という気持ちが出てくるので、それだけでやる気が出たんですが、リモートワークで1人で仕事をしているとどうしてもその気持ちがなくなるので、人と話すか、営業のアポに同席させてもらって、アイデアを出すためのモチベーションをあげていますね。
やっぱり”リアルな声”が一番なので、一緒に働く人や、お客様の声を聞くことが原動力になっています。

Q7.自分が出した企画案を営業に売ってもらうために工夫していることを教えてください。

最近、これが一番の課題だと感じています。注力していることは情報の集約と企画のデリバリー準備です。情報の集約に関してはキャンペーンや企画など商品が多岐に渡るので、営業の目につきやすくしておくことを心がけています。企画のデリバリー準備に関しては、企画を渡すだけではなく、営業からお客様に案内する際のポイントになる部分を明らかにすることや、メール文面もまとめて、より伝えやすく準備を整えることに気を付けています。今年は去年より営業が提案しやすくなるためには、何をやっていけばいいのかを考えています。

Q8.企画職として働く面白さを教えてください。

今までの営業経験を活かすことができるというのと、営業職では自分が担当するお客様のことだけを考えていればよかったのに対して、企画職になると全てのお客様が対象となるので、幅広い領域に貢献できることですね。あとはメディアとしての信頼度というのも意識した商品を考える必要があるので、自分の軸足をメディアにも置けるようになった点もかなり大きいですね。「どうしたら読者や編集の皆さんにも喜んでもらえる商品企画ができるのか」ということを考えることも大事だと思うので、そこが面白いところでもあるかなと思いますね。

Q9. 企画職として、対企業向けには営業に寄り添い、対メディアには読者と編集者に寄り添う際に気を付けていることを教えてください。

これに関してはいかに現場の声を聞いて商品を調整するかですかね。特定のお客様にアプローチするのではなく、最大公約数として色んなお客様の課題などを考えた上で、しっかり課題解決にお手伝いできる商品にすることが大事だと思います。どのお客様にも刺さらないような商品は作っても意味がないですし、どの点に基準をおいて商品をつくるかというのは難しくもあり、やりがいでもあります。営業から商品に対するお客様のフィードバックや、編集の方からの専門的な声を集めて商品化に活かすというのは引き続きやる必要があります。

Q10.仕事とプライベートを両立させるコツがあれば教えてください。

今2歳になる男の子がいましてイヤイヤ期の真っ只中で大変です(笑)。ただ両立という言葉を私自身も以前はよく使っていたんですが、両立って「どちらも立たせる」「どちらも成立する」っていう意味ですよね。現実はそんな上手いようにはいかないので、両立って言葉に最近はすごく違和感があるんですよ。どちらもうまくやろうと思っても、仕事している時に育児のことを考えたりはできないし、育児している時に仕事のことを考えることはできないので、自分の感覚としては「両立させる」というよりも”ただどちらもやっているだけ、目の前のやるべきことをやっているだけ”という方が近いです。短期的よりも1週間、2週間とか中長期的な目で心と時間のバランスをとりながら対応していくっていうのがポイントですかね。


ーー以上で、インタビューは終了です。ありがとうございました!


企画職の仕事については、興味深い点が多くあり、普段は聞けない事などもインタビューでき、大変貴重なお時間をいただきました。

インタビュー中、「斎藤さんが営業職だったときのお話や子育てと仕事についてなど」個人的にも沢山学びになるお話しをしてくださいました。


これからメディア企業の企画職を目指す方、メディアの商品企画に関心がある方、そして同じアイティメディアの社員にも幅広く読んでいただきたいと思っています…!

ご感想はこちらよりお寄せください。

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