入社3年目の先輩へ10の質問 ~エンジニア編~
こんにちは!
今まで、インサイドセールス編と営業編に渡り、2年目の先輩へ10の質問企画を行ってきましたが、今回は3年目の先輩社員へのインタビューとなります。
第3回は、メディア・テクノロジー部(通称:MT部)のエンジニア風間さんにお話をお伺いしました。MT部は下記のように構成されており、風間さんは一部所属です。
■MT部全体の組織構成:
- 一部(5名)…CMSやメルマガなど社内のシステムを担当。
- 二部(5名)…入稿や広告など社外に関わるシステムを多く担当。
今回は、このインタビューのきっかけにもなった風間さんと同期の先輩による紹介文を挟み、本編開始です!
風間さん:
おっとり系で穏やかな風間君。反面、迅速かつ丁寧な仕事ぶりと、プライベートでバイクを乗り回す姿はかっこよく、ギャップ萌え必至の推しメンです。(同期の先輩より)
入社までのことについて
Q1:エンジニアを目指すきっかけや実際に入社を決めた理由について教えてください!
高校時代からプログラミングや情報系の作業が好きで、趣味の延長から大学もそういった分野の専門知識が学べる学校へ進学しました。
大学時代は、趣味から勉強になりましたが、プログラミングを始めサイトやゲーム制作など色々と取り組んでいましたね。興味深い分野の中で、様々な経験を積みながら学ぶことができました。
就職活動に入ってからは、アイティメディア以外にも他のインターネットメディア運営会社や通信・IT系会社へインターンに行ったりしていました。
元々、webメディアや記事媒体のサイトが好きでよく読んでいて、@ITも読者だったんです。そのきっかけや、エンジニア志望の中でもウェブ系のプログラミングがいいなと思っていたのもあって、アイティメディアがマッチしました。
エンジニアとして働く上で、折角なら幅広く色々な人が見るサイトで、大きな仕事がしたい!と思っていて。アイティメディアは、専門メディアの中でもやりがいのありそうな環境だと感じて、入社を決めました。
Q2:風間さんご自身が思う強みは何だと思いますか?
興味を持ったことについて調べたり、技術を取り入れたりすることでしょうか。
システムによって言語が分かれていたりフレームもバラバラなので、それに合わせて幅広く知識を持っていなければいけないんです。
常に、自ら進んで勉強して実践しながら学べることは強みだと言えるかなと思います。
入社後について
Q3:今年の4月で4年目を迎えるとのことですが、現在のエンジニアのお仕事はどのようなことをされているのでしょうか?
基本的には、他の事業部からチケット形式※で依頼を受けて、不具合の改修や新機能の実装などの開発を行っています。要望は様々ですが、使いづらい操作の改善や配置ミスを防ぐための書き換えなどが多いかと思います。
最近だと、CMS(編集部が記事を入稿/掲載の管理を行っているシステム)の改修を行ったり、全社の勤怠管理システムを作成してますね。
業務中に社内で関わるのは、事業部の部長や担当者で、開発や改修に関する相談が殆どです。
※チケット形式とは:依頼を管理するシステムの一種。チケットという単位で仕事の依頼を出し、工数に応じて経費を管理する仕組み。
Q4:業務でやりがいを感じることは何ですか?
大きいプロジェクトや開発が完了して、会社のために役立っているのを見たときですかね。システム開発/改修を通じて、人の業務で役に立っているのがわかる瞬間はやはり嬉しいです。
あとは、新しい広告のためのシステムが完成して動いたとき、当初想定していた目的を達成できたときは嬉しかったです。
Q5:一方で仕事上きついと感じたことは何かありましたか?
思い通りに開発が進まず、納期が予定よりも延びてしまうと気持ちが落ち込んだりはします。あとは、予想がつかない不具合が発生したときですかね。
プロジェクトの終盤になって、追加しなくてはいけない機能が出てきた時に、スケジュールを立て直さなければいけないのが大変です。
CMSにおける公開関連のインターフェース改修で、急遽処理が必要になったり、関係者との連絡が詰まったことで期限が延びてしまうなど…コミュニケーション面は悩みがちですね。そういった意味では、プログラムを書いてるよりも、計画や調整の時間の方が多いかもしれないです(笑)
Q6:趣味で始めたプログラミングから仕事となり、業務の中で新たに学んだことはありますか?
学生の時の趣味だったプログラミングから、仕事になったことで報連相を細かにしなくてはいけなくなったのは、大きな違いだと感じました。
趣味だと思いつくまま設計もなしで好きにできていましたが、仕事では事前に設計を行い、コストやスケジュールを算出して会社のコスト削減に繋がるように…など、取り組みの結果何がどう良くなっていくのかを考えてから実施しなければいけません。
また、事業部や関係者にも事前に何がほしいのか、実現するために何が必要か、一つ一つ相談や提案のコミュニケーションを取る必要があることが、個人と組織の違いかと思います。
Q7:新たに学ぶこともある中で、風間さん的極意やこだわりがあればお聞きしたいです!
次回の作業のため、記録を残すことは心がけています。
業務の中には、同じ作業の繰り返しも結構あるので、次また同じようなキーワードの更新や繰り返しある依頼の対応に備えて、一度行ったことは素早くできるようにスクリプトやドキュメントを残して周りにも共有するようにしています。
Q8:1年目を振り返り、思うことや新人に伝えたいことは何かありますか?
1年目は、基礎的なことですが仕事の進め方や分からないことをどんどん聞いて、とにかく吸収をすることが大事かなと思います。
自分自身も、最初のころは周りの人に沢山助けていただきながら、仕事を進めていました。技術的な部分以外にも、会社で作業するにあたって必要なことを教えていただきました。
Q9:今後のキャリアについてどのように考えていますか?
異なる言語や技術を使った開発に携わっていけるような職場なので、幅広い実績を積んで仕事の選択肢を増やし、どのような開発や構築にも対応できるような人材になっていきたいと思っています。
今後も多くのアプリなどをリリースして、日々の作業が効率的になるようなシステムを作っていきたいです。長期にわたって利用できるようなシステムを運用していきたいですね。
Q10:最後に、風間さんのお仕事中の息抜きの方法やプライベートとの両立について教えてください!
バイクが趣味なのでツーリングにはよく行きます。最近も、伊豆辺りまで走りに行きました!
基本的には、集団よりも一人旅の方が好きなので、1人で自由に行ったり、美味しいものを食べたりしています。休みは自由に取りやすい部署なので、何日かまとめてお休みして旅行に行くこともありますね。あとは、仕事が終わった後にオンラインゲームをすることも多いです。
仕事とプライベートについては、分けて考えてはいますが趣味でもプログラミングをやっているので一部混ざっているかもしれません。
以上で、インタビューは終了です。ありがとうございました!
エンジニアの仕事については、同じ社内にいても知る機会が少なく今回はそういった意味でも貴重なお時間をいただきました。
インタビュー中、社内のコミュニティが築きにくいことに対して、「自分自身も、同期と話す際などに社内で知らないことが多々あると感じることはある。これを皮切りに、MT部のことも社内外に知ってもらえたら。」とお話ししてくださいました。
これからエンジニアを目指す方、他社で働くエンジニアに関心がある方、そして同じアイティメディアの社員にも幅広く読んでいただきたいと思っています…!
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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