情報で命を救う。-5歳で死線をくぐった男の熱い想い-
こんにちは。半田でございます。
私には夢があります。
メディアを通じて、読者に最新の技術情報=希望を届けることです。
先天性の病気の為、幼少期に何度も入院,手術を受けお医者さんに命を救っていただきました。お医者さんになるべく入学した遠方の中学校では虐められ病んでしましましたが、ある小説・漫画との出会いが人生を明るいものへと変えてくれました。救われた命/心の恩に報いたいと思っています。今回はそんな野望のお話しです。
厚生労働省「2020年人口動態統計(確定数)」(PDF)によると、日本人の中で所謂「老衰(寿命)」でなくなる方は132,440人、割合にすると9.6%です。また、悪性腫瘍(癌)で亡くなる方は全体の27.6%、4人に1人は癌が原因とされています。そして、国立がん研究センター「最新がん統計」によると、日本人が一生のうちにがんと診断される確率は男性65%、女性50%と半数以上となっており、「癌」は他人ごとではなく、多くの方は一生のうち何らかの医療行為を受ける機会があると考えられます。
私自身は24歳(現在)までに5度の全身麻酔での手術を経験し、家族には癌患者2人、心臓病患者1人と病気に縁のある家系で育っております。病気を身近に感じているからこそ情報を知りたい!と感じますし、検査も定期的に受けることで早期発見に努めています。
JFMDA「産業界から見た医療機器・ヘルスケア開発の 現状認識と今後の政策への期待 2021」(PDF)によると、日本企業が国内外で展開する医療機器ビジネスの市場は過去10年間で1.7倍に成長、6.5~7兆円の産業へと成長しております。また、CRDS「医療機器・ヘルスケア開発 注目すべき研究開発動向2021」(PDF)によると、海外においても世界の主要なテクノロジー企業のターゲットとなっており、2018年の米国では投資家が110億ドル以上をデジタルヘルスケアの新興企業に投資しました。また、大きな潮流としては、「治療から予防へ」、「画一から個別化・層別化へ」と言われ、AIやIT、5G通信などを活用した、より早く正確な医療技術/製品が発展することが期待されます。
患者や家族にとって情報は希望だと思います。「病は気から」とも言いますが、希望はそれだけでも生きる原動力にも成り得ると考えています。研究から実証実験、実用化までは一定の期間を要する為、その希望が直接その患者さんを救えるのかは分かりません。ただ、より多くの人が関心を持ち、期待を寄せることでその研究の優先度は上がり、環境も整っていく可能性もあるかと思います。あらゆる希望を届ける為に、私は医療分野の情報を今後も届けていきたいと考えています。
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<参考情報>
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