編集のプロに聞いた、読まれるメルマガの法則!【IT系メディア編】
こんにちは!ピヨピヨインサイドセールスの半田です。
今回は「編集部に聞いたメルマガ配信のコツ」【IT系メディア編】をご紹介いたします。
「はじめまして!産毛の小鳥の自己紹介」で書かせていただいた所、何人かの読者様からもリクエストいただいておりました。
そこで、弊社3分野(ビジネス系、IT系、産業系)のメディアの編集長3名に個別取材を行いました。それぞれの業界の違いなどもございますので是非にご一読ください!
そして、記念すべき第1回目は、編集局 IT編集統括部 統括編集長の内野さんにお話しを伺いました!
2019年より@IT、ITmediaエンタープライズ、ITmediaエグゼクティブなど、弊社IT系媒体の統括編集長をされている、尊敬する先輩の一人です!(内野さん、ありがとうございます!!)
※今回は、弊社編集部が配信している会員制メルマガの視点から取材を行っております。
企業様のハウスリスト宛てのメルマガとは若干異なる部分があるかと存じますが、皆さんのご参考になる箇所もあるかと存じますので、是非ご一読ください。
1:タイトルのコツ
- 引きになるキーワードを左側に置く。
- 答えをタイトルに入れない。
- ベンダーや製品名をタイトルに入れるのはNG。
共感を得られるようなタイトルにすることもひとつの工夫です。
例えば、「運用管理」に関する記事を書く際は、「運用管理でもう吐きそう。
誰かどうにかしてくれ」などの共感を呼ぶようなタイトルにすると読まれやすいこともあります。
ただし、タイトルや概要分で煽りすぎるとオプトアウトに繋がる可能性があり、どこまでタイトルを攻めるかは書き手の良心によって決まります。
2:本文のコツ
- 伝えたい情報や対象を明確にする。
- 自社だから見られる観点から情報を伝える。
- 気づきと機会を提供することを意識する。
何が目新しく、そこから何が得られるのか、本当に読者にとって有益な情報を届けられているかを考えることが大切です。
お金の面は営利企業として大事にしつつ、役立つ情報を届ける為にPRする側がトレンドや特徴を知っていることが必須です。
3:その他の工夫
情報発信の目的や訴求したい対象によって書き方を変えています。
例えば、編集記事を書く際は、記事を通して気づきを与え、その後の使い方まで考えて欲しい為、スコープを広めにとって、具体的な内容は書かない形で、読者に最新の有益な情報を届けます。
対して、広告記事の場合は、ターゲット以外に読まれないようにする為に、課題をタイトルに入れて、想像してもらいやすいように明確にします。
第1弾は、IT編集統括部 統括編集長の内野さんにお話しを伺いました。
今回はコラムということもあり一部割愛させていただいている部分もございますので、詳細は是非個別でお話しさせていただければと存じます。
コラムの感想やリクエストも受け付けておりますので、是非お気軽にご連絡いただけますと幸いです。
内野 宏信
アイティメディア株式会社
プロフェッショナル・メディア事業本部
編集局 IT編集統括部 統括編集長
ビジネス、マーケティング、サプライチェーン/物流など各分野の専門誌を経て2008年アイティメディアに入社。@IT情報マネジメント編集部、TechTargetジャパン編集部、@IT編集部で「ビジネスとITの連携」をテーマに多数の企業を取材。TechTargetジャパン副編集長、@IT編集長を経て、2019年より@IT、ITmediaエンタープライズ、ITmediaエグゼクティブなど、アイティメディア企業IT系媒体の統括編集長に着任。
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