みなさんは媒体社と広告代理店というとどのように違うのかすぐに思いつきますでしょうか？

私たちアイティメディアは文字通りメディアという媒体を運営している会社として、自社のメディア内の広告枠を販売するビジネスを行っています。商流には広告代理店を通じて広告主とやりとりする場合もあれば、広告代理店を経由せずに直接広告主と取引させていただくこともあります。そこで今回は媒体社と広告代理店の違いや、広告代理店を介するメリット、直接取引するメリットなどをみていきたいと思います。

媒体社とは

「媒体社」とは、自社のメディアを運営している会社のことを指します。

自社メディア内にある広告枠を広告主に販売し、広告を掲載する事で利益を上げています。媒体社の広告の販売方法としては、２つに分けられます。

1. 広告主に直接広告枠を販売する。
2. 広告代理店やメディアレップ(主にインターネット広告を扱う代理店)が媒体社の代わりに広告を販売する。

媒体社と広告主の関係

媒体社は広告を出稿したい企業や団体へ広告枠を販売提供し、広告主は媒体社へ広告料を支払います。

広告主は自社の製品・サービスのプロモーション効果が最大になる広告施策を検討する必要があり、媒体社は自社の広告枠でなにを提供でき、どんな効果を与えられるのかを広告主のプロモーション目的などに合わせて理解してもらえるように提案する必要があります。

広告代理店とは

広告主と媒体社の間に立ち、無数にあふれる広告媒体から、広告主が訴求したい商品やサービスに合う広告媒体を見つけてマッチングさせます。

広告代理店経由の販売方法は主に2パターンあります。

1. 広告代理店が広告主に代わって、媒体社から広告枠を買い取り、広告主へ販売する。
2. 媒体社の広告枠を、広告代理店が媒体社に代わって広告主へ販売する。

広告代理店は、広告主と媒体社、双方の業務を代理でおこなう橋渡しの役割を担っています。

〇メディアレップとは

広告代理店が幅広く新聞・雑誌、テレビCM等を媒体の広告枠を販売しているのに対してメディアレップは主にインターネット広告の仕入れ販売をおこなう広告代理店です。
webメディアを保有する媒体社から仕入れた広告枠を、広告主へ販売します。広告主がメディアレップに依頼する場合と、広告代理店に仲介を依頼する場合とがあります。そのため、メディアレップにとって広告代理店が顧客となるケースもあります。

広告代理店を介して取引する際のメリットと直接取引する場合のメリット

ここまで媒体社と広告代理店の違いや広告代理店の役割などを見てきましたが、両者の違いを踏まえて広告主の視点と媒体社の視点から広告代理店を介するメリットと広告代理店を経由せずに直接取引する場合はどんなメリットがあるのかをみていきましょう。

いかがでしたでしょうか。今回は媒体社と広告代理店の違い、広告代理店を介する場合と直接取引する場合のメリットなどを書かせていただきました。広告主の状況によって出稿方法の使い分けや、媒体社側でも広告代理店と連携して広告主に提案するなど状況に応じて対応していくことが重要になってくると思います。アイティメディアではお客様の商材領域に特化した営業担当がつき、顧客の課題解決をお手伝いさせていただいております。貴社の目的やターゲットなどご要望に合った商品をカスタマイズして柔軟に提案することが可能ですので、お気軽にご相談ください。

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