株式会社オージス総研様
事業内容:
ITコンサルティング、設計、開発、維持運用管理
OSSの活用・オブジェクト指向・クラウドサービス・アジャイル開発・データセンター運用・セキュリティなど。大阪ガスの基幹システム開発から運用までを一貫して提供しており、他にも製造・金融・公益など全国で幅広い実績を有しています。近年ではデータ分析、IoTおよびルールベース開発に注力する他、デザイン思考やDX支援コンサルティング、行動観察を活用した新価値創造コンサルティングを提供しています。
導入背景と課題 |
コロナ禍でリアル開催できなくなった自社主催セミナーを、 オンラインで開催したい |
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導入内容 | Webセミナーサービス 配信サポートプラン |
利用による効果 | 全国に広がるお客様の来場促進 営業にリードを提供するまでの時間を大幅に短縮 セミナー運営にかかる手間とコストの削減 |
ITmedia Virtual EXPO 画面
――今回アイティメディアの「Webセミナーサービス 配信サポートプラン」をご利用になって、良かったところはありますか。
鈴木氏:配信中に、リアルタイムで柔軟に対応策を提案していただけたのは、とても助かりました。今回採用したプラットフォームでは、来場者のデータと行動がすべてリアルタイムで可視化できるものです。その便利な機能を、主催事務局だけでなく講師にもリアルタイムにみていただき、適宜返答いただくような方法を採用しておりました。
そうしたところ、配信本番の5つのセッションの間に、想定を上回る数の質問がありました。あまりにも質問の数が多いと、講師の方を困惑させてしまいます。オフラインイベントであれば「そろそろお時間なので…」と強制的に打ち切ることもできます。しかし、オンラインイベントのチャットでは、視聴者は好きなだけ質問できる環境です。そのため、質問を打ち切ることが難しい。そこで、その場でアイティメディアの方に相談して、質問をそのまますべて講演者側に表示していたのをやめました。いったん事務局に転送してもらって、選別してから表示するように急遽切り替えたのです。
鈴木氏:もし同じことがZoomで起きていたら、開催中は眺めていることしかできなかったと思います。弊社の場合、Zoomで配信する際は、大阪本社の担当者が運営しているため、何かが起こってもその場で迅速に対応することは簡単ではありません。
西盛氏:アイティメディアの方がプラットフォームの仕様を熟知されていて、適宜最適な対応策を提案いただけたので、我々も安心して運営を任せられました。それに、イベント当日だけでなく、選定の際にも大変きめ細やかなサポートをしていただけたのが、印象に残っています。
Webセミナーサービスの仕様でわからないところを、メールでたくさん質問したのですが、それら一つひとつに丁寧に答えていただいたのに加え、リハーサルとは別に、プラットフォームの使い方に関する説明会を実施していただきました。そこで配信時のイメージが固まったことで、安心して当日を迎えることができたと、とても感謝しています。
また、視聴の有無やアンケート回答などの視聴者のアクティビティも個人情報と紐づいてリアルタイムでわかるのは、とてもありがたかったですね。企画したメンバーとしては、成果が可視化されて残るので。それに、他社の場合だと1週間かかることもありますが、アイティメディアではオンラインレポートでリアルに結果が確認できるのもよかったです。
鈴木氏:開催後のレポートもそうですが、お申し込み時のお客様情報を手軽に入手できるところも良かったです。僕らでやると手作業でお申し込み情報を管理しているので、営業担当に情報を渡すまでに時間がかかってしまうのですが、アイティメディアのサービスだと、お申し込み時に取得した簡単なアンケート結果もあわせて営業担当に素早く情報提供することができます。お申し込み者数に対する来場者数の割合もオフラインの頃に比べて上がりましたし、既存のお客様の参加率も上がっているので、営業担当からのフォローがしやすくなったのだろうと思います。
西盛氏:そうですね。営業担当にリードを提供するまでのスピードは、劇的に短縮できました。オフラインの頃とは比較にならないくらいに。オフラインの頃はアンケートも紙で配っていたので、個人情報の取り扱いに関する社内規定に則ると、すぐには営業担当に渡せなかったのです。それがすぐに営業担当に渡せて、オフラインの頃より素早くフォローが出来るようになったのはよかったです。
――ありがとうございます。では最後に、今後貴社が主催するセミナーに関して、オンラインとオフラインをどのように使い分けていくご予定か教えてください。
鈴木氏:外部主催の大規模な展示会に人が戻ってくるなら、展示会は再びオフラインになるとは思いますが、3つの拠点がある弊社としては、自社主催のセミナーをどうするか、難しいところです。今さら遠方のお客様に「新幹線に乗って、東京のセミナーに来てください」とはいえないと思いますので、自社主催のセミナーに関しては、今後も引き続きオンラインが主流になっていく気がしています。
西盛氏:各ソリューションの状況や、セミナーの目的に応じて、オンラインとオフラインを使い分けることになるのではないでしょうか。もしくはオフラインで開催するリアルイベントをオンラインでも配信するといったハイブリッドにしていくか。やはり営業担当は、お客様と直接会話する中から、少しずつ情報を引き出して成果に結びつけることに長けていますので、その機会を大切にするためにも、オンラインとオフラインの最適な組み合わせを模索していく必要があると考えています。
※掲載されている情報は、2022年1月時点のものです。
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