10年以上の継続的なタイアップ記事広告の
出稿でファンを醸成

株式会社マウスコンピューター様

株式会社マウスコンピューター

事業内容:PCおよび周辺機器の開発、製造、販売とそれに付随する一切の事業
記事公開日:2022年02月15日
時代の流れとともに、猛烈なスピードで進化し続けてきたデジタルマーケティングの世界。次から次へと新たな施策が生まれる中、10年以上の長い年月にわたってITmediaにタイアップ記事広告を出稿し続けているのがマウスコンピューターです。同社のメディア戦略の変遷を追いながら、その狙いや理由を紹介します。

タイアップ・記事広告についての詳細はこちら

導入背景と課題 ・認知拡大のために、紙媒体とデジタル媒体の2本柱で自社製品の強みを訴求したかった
・自社製品に関する記事をミラーサイトにストックしてファンを醸成したかった
導入内容 「ITmedia PC USER」と「ITmedia ビジネスオンライン」におけるタイアップ・記事広告の出稿
利用による効果 ・長期的な出稿により当社の強みや課題を企画担当者が的確に捉え、われわれが気付かなかった視点も含めて、顧客に届けたい情報を効果的に発信できるようになった
・自社に関する情報を網羅的に掲載することで、単なる製品訴求だけでなく、企業ブランディングにもつながった
・事業の成長に伴い、BtoCからBtoBまで幅広いターゲットにリーチしたいという新たなニーズにも、ITmediaが有する複数のメディアを通じて応えてくれた

 Made in Japanで1台1台手作りされた高品質なPCを提供しているマウスコンピューター。BTO(Build to Order)で自分だけのPCにカスタマイズできるという製品の特性上、もともとのユーザー層はPC自作の経験もあるコアな層ということもあり、製品情報を広く深く届けたい想いがあったといいます。

 そこで同社が目をつけたのが、ITmediaのPC総合情報メディア「ITmedia PC USER」(以下、PC USER)です。2009年にPC USER内にミラーサイト「マウスコンピューターステーション」を立ち上げ、2022年の現在まで10年以上にわたりタイアップ記事広告の出稿を続けてきました。

 また、2020年からはITmediaのビジネス情報サイト「ITmedia ビジネスオンライン(以下、IBO)」でも取り組みを開始。ビジネスの成長とともに、ITmediaとの取り組みも進化し続けています。

 そんな同社のメディア戦略について、マウスコンピューター マーケティング本部 広報室の小山香菜氏にお話を伺いました。

株式会社マウスコンピューター マーケティング本部広報室 小山 香菜氏

●信頼性の高いメディアでファンの醸成を狙う

―― マウスさんとのお付き合いは2009年からになります。当時、PC USERへのタイアップ記事の出稿を始めた理由は何だったのでしょうか。
小山氏:PC USERは、紙媒体の時代から専門的な情報を発信していた「信頼性のあるPC専門媒体であること」、そして「PCを自作される愛好家の方が集うメディアであること」の2つが出稿の決め手でした。

 当時はマーケティングのターゲットをコアユーザーだけでなく、幅広いユーザー層に広げるタイミングで、情報収集源としてもオンラインメディアの活用が活性化し始めていた時期でもありましたので、ITmediaへの出稿をはじめました。日々新しい情報が次々と出てくる中で、リリース情報や製品レビュー記事を掲載するだけでなく、ストックする場が必要だと感じたからです。

 そこでPC USER内にミラーサイトを設けることで、「マウスコンピューターの情報を知りたい方に、いつでもまとめて情報をキャッチアップしてもらい、長期的にマウスコンピューターのファンになってほしい」という狙いがありました。

―― 実際に出稿されてみて、どんな効果がありましたか?

小山氏:やはり最新のレビュー記事が掲載された後は、ECサイトのPVが上がったり、購買が増えたりする傾向が見られますので、お客さまが製品を検討する際の材料として記事と売上の相関関係は高いと感じています。

 また、ミラーサイトを始めたころは、「PC USERに記事が載った旨を法人のお客さまにお伝えすると、『あ、それ見たよ!』と、話が弾むきっかけになった」という営業担当者からの声もありましたね。

 あとはPCが好きでマウスコンピューターステーションを定期的にご覧になっていた方が、外資系PCメーカーから転職してきた例もあります。ミラーサイトを通じて情報を深く広く見せることで、マウスコンピューターという企業のブランディングにもつながるんだなと感じた出来事でした。

ITmedia PC USER内のミラーサイト: マウスコンピューターステーション

●ターゲットによってメディアを選べるのがITmediaの魅力

―― マウスコンピューターは2016年からテレビCMや交通広告などのマスメディアを活用したプロモーションも始めています。その結果、一気に知名度が広がり、ビジネスも大きく成長しています。それでもなお、ITmediaに出稿を続けているのはどんな点を期待しているからでしょうか。

小山氏:マス広告は認知度拡大に寄与してくれますが、伝えられる情報は非常に限られています。長野県で製造しているPCメーカーで、24時間365日の電話サポートが受けられる、といった「マウスコンピューターが選ばれる理由」を細かく丁寧に伝えるのは、難しい。

 マス広告で認知を獲得してから実際の購買に至るまでには、「興味・関心」「比較・検討」という長いプロセスがあります。そこをしっかりと補完するためには、やはりPC USERのようなPC専門媒体の記事で、きちんと深く私たちを理解していただくことが欠かせません。マーケティング施策全体を設計していく上で、ITmediaが重要なピースであることに変わりはありません。

―― 前述のPC USERに加えて、2020年からITmedia ビジネスオンライン(以下、IBO)でもタイアップ記事広告を出稿いただいています。2つの媒体をどのように使い分けていらっしゃいますか?

小山氏:「MousePro」というビジネスPCのブランドが10周年を迎え、法人事業も順調に伸びていたことから、IBOへの出稿も始めることにしました。

 端的にいえば、PC USERでは一般の方に向けて、コンシューマー向け製品に関する魅力的な情報を発信することで、購買促進を図る。一方、IBOでは法人のお客さまに向けて、導入事例など法人向け製品に関する情報提供を行うことで、マウスコンピューターに対する信頼感を高める、という使い分けです。

 IBOでは製品の魅力だけではなく、沖縄と米子にあるサポートセンターのようなサービスに関する情報も載せています。当社の企業活動を網羅するような展開ができるようになったのは、とても有難いですね。こうした周辺情報の発信は、購買前だけでなく購買後のエンゲージメントの強化やロイヤルティーの向上にもつながりますので、大変心強く感じています。

●長年の関係性が企画の幅を広げる

―― 10年以上のお付き合いの中で、私たちもマウスさんとともにビジネスを成長させてきました。小山さんの所属されているマーケティングの部隊も組織がどんどん大きくなっていて、感慨深いものがありますね。

小山氏:
そうですね。最初のころは、現場対現場でお付き合いさせていただいていたのが、互いに役職につき、管理する立場になったものもいますよね(笑)。当時のマーケティング組織は1つしかなく、「プロモーションに関することは何でもやります!」という感じでした。それが今、マーケティング本部の中は「プロダクト」「ブランド」「広報」「デザイン」の4部門に分かれており、業務を細分化する体制になっています。

―― 長年、タイアップ記事広告を出稿されてきた中で、印象に残っているものはありますか?

小山氏:イラストレーターのrefeia先生に書いていただいた、当社のクリエイター向けノートPC「DAIV 5N」のレビュー記事ですね。
(PR記事: プロ絵師が今、“複数スキルで輝く時代”に必要な高性能PCを勧める理由 

 もともとrefeia先生は、マウスコンピューターとITmediaの特別コラボモデルを発売したときからのお付き合いで、PC USERの編集者さんにご紹介いただきました。ふだんイラスト用途でPCをお使いになっているrefeia先生が直接記事を執筆してくださったので、広告記事ながら読み応えのある内容になったと思います。

 他にも、「DAIV 7N」というハイエンドなノートPCの記事は、PVも非常に高かったですし、PC USERさんのアイデアがあってこその楽しいものになりました。通常のベンチマークをなぞるのではなく、「動画編集の現場で実際に検証してみよう」という企画で、動画コンテンツの制作会社をご紹介いただいたんです。
(PR記事: ノートPCで動画制作は夢物語? マウスの「DAIV 7N」を現場に導入してつかんだ手応え 

 こうしたタイアップ記事広告は、長年のお付き合いを通じて、私たちの出したいメッセージを的確につかんでいるITmediaにしか作れないものだと高く評価しています。
 

≪マウスコンピューター20周年記念で企画されたITちゃん特別コラボモデル≫
―― 今後当社に期待することがあればお聞かせください。

小山氏:ITmediaのみなさまには、いつも私たちのリクエストにきちんと応えて目標を達成していただけるので、安心してお任せできています。今後もITmediaならではの企画で、読者に刺さる内容の記事を作っていただきたいです。引き続き、PC USERやIBO以外の媒体も含めて、マウスコンピューターに最適な提案をいただけることを楽しみにしています。

※掲載されている情報は、2022年2月時点のものです。

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